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アイビー

手を繋いでる ぼくら

何故だっけな

もう忘れた

遠く離れた時と人を結ぶもの


ららら  響く がらんどう

ららら 真実の扉の手前


さぁ どこへ行こうか

ここから 1人で行くんだ

光刺す檻の向こうには 柔らかそうな手

鉄の味はしないから


チェストの上の君の小さい指

雨が降ると 嬉しそうだった

悪魔は見つけられない


ららら エメラルドの民

ららら 屈従も怨嗟も飲みこむ


さぁどこへ行こうか

ここから 1人で行けるね

このツタを辿って君が居て

空を仰ぐなら アイビーは風に揺れ


震えて 吠えぬ夜 夢を見る


籠はひらいたんだ

このまま 分からないうちに

遠く離れたら 忘れてく 忘れていくから

ぼやけた記憶と大切な 握った手の方

霧の晴れた森 咽せ返る青の音

歌と開いた 誰かと

 
 
 

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雲間 疎雨と小さい花

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この丘から

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