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マバタキ

笑う声が遠くに聞こえる

深くソファに腰掛けた

言葉にしたことはないが

君が目を閉じたら私も ゆっくり目を閉じるだろう


難しくはないさ このままでいようよ

君が歌う歌も 君のしぐさも全部

マバタキの速さで過ぎていってしまう

あたりまえだと思っていた 幸せはここに


何も話したくないの

ただ側にいたいだけ

小さく歌を歌わせて


そこにあった音はもうここにはなくて

夜の雲は早く、早く流れていく

マバタキの速さで過ぎていってしまう

あたりまえだと思っていた 幸せはここにあったのに


君の手の感触

名前を呼んで

ここにきてよ


難しくはないさ またどこかで会えるよ

二人で笑ってた頃に戻れなくても

まぶたの裏にはまだ君がいるが

ここにはいれないんだ


前を向いて歩き出すんだ

またどこかで会えるよ



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